2021年6月の清音

ご家族様との面会が叶わない日々が続き、皆さまからのお声をいただく中で大変申し訳なく心苦しい思いではございますが…利用者の皆さまを不測の事態からお守りするための最善の策として、何卒ご理解をいただきたく存じます。
面会制限解除の時期につきましては、法人内で協議を重ねておりますが、新たな変異株の感染力等による社会的影響力の動向を見定めながら、もうしばらく様子を見させていただければと思います。
制限解除の折には改めてこの場でご報告させていただきます。

6月は梅雨の合間の天気の良い日にバーベキューをして楽しみました。
皆さんには事前に食材の下ごしらえや会場設営等の準備から参加していただき、テーブルやイスを運んでくださる方、おにぎりの準備をしてくださる方、炭を並べたりホイル焼きの準備をしたり、屋外でお肉や海鮮を炭火で焼き、屋内ではプレートで野菜を焼き、それぞれの体調に合わせながらの共同活動により、美味しくお腹いっぱいに召し上がっていただけました。
最後は利用者さんのかけ声とともに『万歳』で締めくくりました。

その他…日常のひとコマです。
2回目のコロナワクチン接種も無事に終えることができ、皆さん元気に活動されています。

2021年5月の清音

先日、日米の大手製薬会社が共同開発した、アルツハイマー病の治療薬『アデュカヌマブ』が米食品医薬品局(FDA)に承認されたというニュースを見て、数年前から一部で話題になっていたので「やっとこの時が来たか」と思いましたが、色々と問題もあるようで、市場に出回るのはまだまだ先の話になりそうですね…。

清音の近況としましては、新型コロナワクチン接種の1回目が、利用者&スタッフともに終わりました。6月21日から2回目の接種が始まります。

5月のみなさんのようすですが、誕生日や母の日でご家族様からお花のプレゼントが届きました。自宅で栽培されているご家族様からも差し入れの花が届き、5月の間はリビングがとても華やかでした。
綺麗な花に囲まれると自然に笑顔がこぼれますね。

その他にも日常のようすをいくつか掲載します。

2021年4月の清音

3度目の緊急事態宣言が出されたものの、新型コロナウイルスの脅威は改善されず、報道で高齢者施設のクラスター感染の情報を目にするたびに心配になる日々が続いています。
清音では、できる限りの感染対策を講じながら、皆さんの生活が豊かなものになるようにスタッフも日々努力を重ねています。
ご家族様との面会ができない日が続いていますが、感染症対策にご理解とご配慮をいただきまして誠にありがとうございます。

4月の皆さんのようすですが、2回目のお花見ドライブに出かけて満開の桜並木を見物してきました…が!
当日は風が強く「早く車に戻ろっ!」という声が出てしまう状況に…車内からゆっくりと眺めて、ホームに戻ってからお花見弁当を召し上がっていただきました。

昨年は光都チューリップ園も中止になっていましたが、今年は満開に咲いている情報を聞きつけ…少しお出かけしてきました。

その他、日常のようすとして、リハビリや習字、畑の玉ねぎの収穫をしたり、お菓子作りとしてホットケーキや桜餅を作りました。
ご家族様からの差し入れで柏餅をいただき、皆さんで召し上がっていただきました。

2021年3月の清音

日中は暖かく、動いていると汗ばむ時期を迎えました。
今年は桜の開花が例年に比べて早かったので開花に合わせて清音から町内の各所にドライブに出かけました。
高田地区の小野豆(おのず)に咲くしだれ桜は『西播磨花の郷』に認定されています。今年も満開時期に見ることができました。
桜トンネルもその名のとおり満開の桜が見事なトンネルを作り上げており、桜を見に地域の方や子どもだちが来ていました。
散歩に来ている地域の方ともふれあいながら久しぶりの外出を満喫しました。

「ワンちゃんを抱っこさせていただきありがとうございました」

夜間想定の消防避難訓練を行いました。
見守りのためスタッフが補助していますが、実際の夜間はそれぞれのユニットに1名しかいないため緊張感を持ち、真剣に訓練に取り組んでいました。

3月は誕生日を迎えられた方が5名もいらっしゃいました。
姪っ子さんからお手紙をいただき感極まって涙を流され、それを見たスタッフがもらい泣きをしていたのが印象的でした。
誕生者の皆さま、おめでとうございます。

その他、日常のようすです。
隣の田んぼに野生のキジが来ていました。
「キジが近くに来とーで、見てみて」「ずっとなんか食べようなぁ」等、言いながら冬の間は毎日のように皆で見守りました。

2021年2月の清音

兵庫県の緊急事態宣言が解除され、3月を迎えました…とは言っても、グループホームにお住いのみなさんの安全を考慮するとまだまだ安心するわけにはいかず、感染状況を注視しながらスタッフも私生活を含めて細心の注意を払っております。
現状を踏まえて、3月22日頃には再びビニールカーテン越しではありますが、面会を再開する予定にしています。その際は、以前と同様、事前の面会予約のご連絡をお願いいたします。
それと、ご入居中のみなさまについては、3月~4月末(予定)にかけて新型コロナウイルスのワクチン接種に関する予診票や接種券が住所地に届く予定となっているとの通達等を受けておりますので、接種を希望する場合は必要事項ご記入の上、当ホームまでご持参ください。

では、2月の清音でのみなさんのご様子ですが…
2日の節分では、皆で巻き寿司を作り鬼退治ゲームをして盛り上がりました。
昔は巻き寿司を作っていたお話を聞かせてくださったり、「長いことしてないから忘れたわ~」と談笑しながらほのぼのとした時間を過ごされました。

バレンタインデーの週には有年(赤穂市)のいちご農園で購入したいちごに溶かしたチョコをコーティングしたお菓子を作りました。
最初はチョコをつけすぎてしまい、いちごも大きかったので写真を撮る時には口元がチョコだらけでここに載せることができませんでした(笑)
とても美味しいいちごだったので何度か注文して皆で楽しく味わいました。

その他にも、生活の中でみなさんそれぞれに役割を持ち、できることはご自身で持てる力を存分に活かしながら日々過ごしていただいています。

2021年1月の清音

1月が慌ただしく過ぎ、早くも2月を迎えました。
世間を賑わしている新型コロナウイルスも報道が出始めて一年が経ちました。一年にも及ぶコロナ禍の影響でさまざまな影響を受けているところですが、スタッフも何とか日々入居されているみなさんの生活の状態維持に努めていますが、外出も思うようにできずご家族の方や地域の方、ボランティアさんとの交流が阻まれている影響の積み重ねは甚大なものになっているとしみじみ感じます。
さて、入居されている方々の1月のご様子ですが、リビングから見えた初日の出に始まり、朝祝いとしてお屠蘇を振る舞いお雑煮を召し上がっていただきました。
お屠蘇は一般的に「邪気を払い無病息災や長寿を願う」という日本の伝統的な風習のようです。おかわりをされる方もいれば、「もういい」と遠慮される方…さまざまでした。
みなさんが今年もお元気に一年を過ごせるよう願います。

中旬には初詣にも出かけました。
当初予定していた神社へは昼食を兼ねた遠出の計画にしていたため、新型コロナウイルス感染症予防への配慮からも中止とし、近くの氏神様へお参りすることとしました。
いつも清音を見守っていただいている感謝の気持ちを伝えつつ、みなさんは何をお願いされたのかな~(´▽`*)

その他日常の様子です。
書初め、パックマンゲーム、誕生会、家事活動等々の一部です。

2020年12月の清音

明けましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
今年の干支は『丑』ですね。丑(牛)は昔から食料としてだけでなく、農業や物を運ぶ労働力としても人々の生活に欠かせない動物でした。『紐』という漢字に『丑』の字が使われているように、人々との間を『結ぶ』存在という意味も込められています。
今年こそは新型コロナウイルスが落ち着き『丑』の字にちなみ、入居者の方々が家族や友人と普通に面会や外出ができ、地域の方やボランティアさんとも交流できる普通の生活が戻ってくることを願います。

12月の清音では、クリスマス、忘年会(バイキング)、お餅つき…と行事が目白押し!
美味しい物を食べて幸せな年末を過ごしましたね。お餅つきは、ほとんどの方が杵を持ってつくことができ、あんこ・きな粉・大根おろしで召し上がっていただきました。
みんなで丸めたお餅はお正月の雑煮用に…お米を混ぜて食べやすくしています。

その他の日常の様子です。

元ケーキ屋に勤めていたスタッフが担当の方の誕生日に合わせて、スポンジを焼きからのケーキ作りを披露してくれました。
感激のあまり涙されて喜ばれていたのが印象的でした。

2020年11月の清音

早いもので、令和2年も残り半月を過ぎました。
今年は新型コロナウイルスの感染予防のため、さまざまな行事に影響が出て、ほとんどが清音内だけで催すこととなりました。
ご家族との面会も一時期を除いてほとんどできない日々が続いています。来年は新型コロナウイルスが落ち着き、災害などもなく縁起の良い年になってほしいですね。

11月の清音のようすですが、気候の良い日は外に出て敷地内の芝生広場でグランドゴルフやパターをしたり、紅葉を見に羅漢の里や金出地ダムに出かけました。
外に出ると気持ち良かったのですが、パターはなかなか入らず苦戦しましたね。

ちょっと遠出の計画を立てて、ソーシャルディスタンスを意識しながら外食を兼ねて倉敷の美観地区にも行ってきました。
大原美術館では写真撮影ができなかったのですが、たくさんの絵画に魅了され「へぇ~すごいなぁ」と驚きっぱなしでした。

その他、日常の風景ですが、お部屋でのオンライン面会のようすや、誕生会のケーキ作り、スシローのお寿司をテイクアウトして皆で食べたり、生活リハビリとして調理等の家事活動をして過ごしています。

2020年10月の清音

立冬を迎え、いよいよ寒い季節となり山々の紅葉も見ごろになってきました。
清音では運動会を行いました。体操をした後は、2名の方に選手宣誓をしていただき、玉入れやパン食い競争を行いました。
人数調整&盛り上げのためにスタッフも参加しましたが、スタッフのパンは釣り竿にぶら下がっており、なかなか取ることができませんでした(;^_^A
また、今年はスタッフ競技としてパンツ履き競争(10枚)も行い、入居者の方にたくさん笑っていただき楽しい運動会となりました。

その他、日常の様子として家事やリハビリ、習字や花壇の手入れ、誕生会の様子です。
近隣の方から枝豆をいただき、皆で食べたり、屋外歩行訓練の際にも声をかけられ、干し柿をいただくこともありました。

2020年9月の清音

早いもので、令和2年も残すところ2か月半となりました。
朝晩は寒くなってきましたが、日中は日差しの強さが残っています。
9月の清音からのお知らせですが、15日よりビニールカーテン越しにはなりますが、面会ができるようにしております。時間も15分間程度と短いですが、入居されている方はご家族の方と会えることを心待ちにされています。
面会は予約制としておりますので、事前のご連絡をお願いいたします。

9月は大きな行事として『敬老会』がありました。
喜寿、米寿、最高齢の表彰と全入居者のみなさんに記念品をお渡ししました。
本来であれば、3月に予定していた家族交流会で上映するつもりだった、スタッフお手製のスライドショーを皆で視聴しました。
色々なところへ出かけたり、たくさんのボランティアさんや地域の方、ご家族とのつながりを感じつつ、入居されているみなさんの良い表情がスタッフの励みになっていることが実感できました。

その他、日常のようすです。

相生市のチキンショップ鳥和さんが毎週木曜日にパンやお惣菜の移動販売に来てくださいます。

誕生日でのリクエストを受けて、皆でステーキを焼いて食べました。

相生ラヴィーナの協力により、スイーツバイキングを実施しました。
みなさんとても喜んでくださり、あっという間になくなってしまいました。